トヨタ 86

タミヤのトヨタ86です。

実車はトヨタとスバルの共同開発というビッグプロジェクトによって生まれたFRのスポーツカーです。これまでのスポーツカーのようにターボや4WD、高性能タイヤを装着して絶対的な性能を追い求めるのではなく、運転の楽しさを目指して開発されているのが特徴です。

「AUTOCAR JAPAN」誌の英国版記事ではポルシェ911カレラ、マクラーレンMP4-12Cなどを向こうに回して、”ワインディング王”の称号を手にしていました。参戦した中でラップタイムは一番遅かったのですが、走りの楽しさが評価されたようです。

キットはアオシマとの競作ということもあって話題になりました。どちらからも兄弟車のスバルBRZも発売されています。（私は全部買いました！）

ブログを始めて製作記を書くことにしたのですが、いきなり変化球はどうかと思ったので、今回は評判のいいこのキットを選びました。もうすでに凝った改造は出し尽くされている気がするし、とにかく投げ出さずに完成させたかったので、無茶なことはせずに自分の出来る範囲で製作しました。

ボディーカラーはキットに合わせてタミヤから発売された缶スプレーの限定色「メタリックオレンジ」にしました。でも缶スプレーのままではうまく塗れなくて、結局缶スプレーの中身をエアブラシに移して吹きました。なんだかなぁ。

改造としては、ドアハンドルを複製して別パーツにしました。あとはエンジンルームのバッテリーをプラリペア（クリア＋ホワイト）で複製して、半透明な樹脂の感じを出してみました。

さすがタミヤの最新作だけあって、パーツの合わせなどは全く隙がありませんでした。特にクリアパーツについては、精度、ゲートの位置、接着方法、のりしろなどが考え抜かれていて感動しました。

エンジンルームの塗り分けついて迷って、実車写真とにらめっこしていたのですが、ちゃんと箱絵に描かれていることに後で気がつきました。これまた隙がない。

組み立てやすくて、出来上がりも格好良くて、すばらしいキットでした。BRZは何色にしようかな。