燃える男の1/24 SINCE 2011/10/20
(ハセガワ1/24)
ハセガワのスバル レガシイRS 555(1993ニュージーランドラリー優勝車)です。
南半球の冬の8月、ニュージーランドで開催された1993年世界ラリー選手権(WRC)第8戦は、メタルロードと呼ばれる、フラットなダートが多いコースと、エンジンの冷却性能に有利な低い外気温が、ドライバーの腕と車の性能に大きな影響を与えます。しかも、FIAのAシードが12クルー勢ぞろいするという、ニュージーランドラリー始まって以来の激しい戦いでした。その中、コリン・マクレー/デレック・リンガー組はスタートからゴールまで、息をもつかせぬトップ争いを演じ、常に激しい走りで攻め続け、ライバルたちに打ち勝ち、ついにマクレーとスバル レガシィRSはWRC初優勝を手にしました。加えて、1976年以来のイギリス人ドライバーによるWRC優勝と、価値のある素晴しいラリーでした。 (組み立て説明書より抜粋)
三鷹にあるSTIギャラリーに実車が展示されていたので、そのクルマをイメージして作成しました。
6月下旬に、そのSTIギャラリーに行って実車をよく観察して、写真もたくさん撮っておきました。なんと、見るだけでなくシートに座ることも出来たので、感動しちゃいました。
ボディカラーの濃紺は「インディーブルー」+「コバルトブルー」+「色の源 マゼンタ」+「Ex-ブラック」少量、で作成。難しい色でしたが、実車を見に行ったときにカラーチップなどを持ち込んでじっくり見ておいたのでいい感じになったと思います。
ハセガワのキットには"555"のタバコスポンサーデカールは入っていなかったので、社外デカールを使用しています。コシがあって破れにくいのはいいのですが、馴染ませるのがかなり大変でした。
実車のボディはレストアされているようで、ヘコみなどなくてピカピカだったので、ウレタンクリアを吹いてから研ぎ出ししてピカピカに仕上げました。タイヤとホイール、下回り、ボンネットキャッチピンはキズや汚れが残っていて、所々にサビもあったので、それを再現。そんな、ボディと足回りのちぐはぐな感じを意識して作成しました。
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