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フェラーリ F12ベルリネッタ

(フジミ 1/24)

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フジミのフェラーリF12ベルリネッタです。

実車はフェラーリが599の後継車として2012年2月に発表した、FRのGTカーです。エンジンは65度V12、6,262cc。圧縮比13.5で最大出力545kW(740PS)/8,500rpm、最大トルク690N・m/6,000rpmを発生。トランスアクスル レイアウトにてDCTを搭載し0-100km/hまでの加速は3.1秒、200km/hまでは8.5秒、最高速度は340km/h。

スタイリングではフロントタイヤとドアの間にエアロブリッジと呼ばれるダクトが設けられ、えぐられたドアを通り空気を整流する仕組みとなっています。また、リアフォグランプはリアビューカメラが内蔵されたLEDタイプを採用しF1のテールランプ風の中央一灯式となってます。

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キットはフジミの最新作で、エンジン付き、ドア開閉選択式となっています。最新作だけあって、パーツの合いがバチピタで気持ちいいのですが、逆に仮組みしたときはピッタリでも塗装したあとでは塗膜の厚さの影響を受けて収まらなくなってしまうというところが多々ありました。このあたりは慣れれば問題ないと思いますが。あとは最新作のはずなのに、なぜだかメッキパーツを中心にバリが多くて、もったいない気がしました。

作製にあたっては、そのままだと腰高な気がしたので前後ともちょっとずつ車高を下げました。ドアは開閉選択式になっているのですが、ボディーとドアをつなぐヒンジが"閉"のときに邪魔になるので、ボディー側にそれを納める穴を空けました。また、閉めた時にドアが落っこちてしまうので、ネオジム磁石をボディーとドアに仕込んでいます。塗装の手順を考えるとフロントバンパーは先に接着したいのですが、そうするとフロントグリルのパーツが入らなくなるので、ラジエーターを切り離して別パーツにするなどして解決しました。

ボディーとシャシーの合体の際には、内装のバスタブをシャシー側に固定せずに先にボディー側に納めた方がいいと思います。また前輪ホイールアーチ内側の部品もシャシーに接着せず、ボディー側に納めてから合体した方がいいです。でないと、ボディーを左右に目一杯広げないといけないので、塗装が割れる危険があります。

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ボディーの塗装はフィニッシャーズのシルクレッドのあと、ウレタンクリアを吹きました。馬のエンブレムなどは社外品のメタルインレットを貼りました。リップスポイラー(黒い部品)は接着しろが少なくて取れやすいので、仮止めしてからエポキシ接着剤でがっちり固めました。

今回は展示会(オートモデラーの集いin横浜2013)に持っていったのですが、最新作ということで結構注目してもらえました。当日の朝にやっと完成したのですが、必死に作った甲斐がありました。

いままで国産車中心に作ってきたので、フェラーリを作るのは自分にとって初めてでした。面が複雑で研ぎ出しが大変でしたが、さすがにフェラーリはカッコいいですね。

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