日産 プリメーラ(3代目 P12)

フジミのトヨタSAIを日産プリメーラ(3代目 P12)に改造しました。

初代のプリメーラは大ヒットし、全日本ツーリングカー選手権 (JTCC) 仕様のプラモデルがタミヤからが発売されています。キープコンセプトの2代目はそこそこのヒット、ガラリと変わった3代目はイマイチのセールスで（個人の感想を含んでいます）、その歴史は途絶えてしまいました。

初代と2代目が好きだった私は、この3代目が発売された当時、雰囲気があまりにも変わってしまったので拒否反応を起こしてしまいました。ところが、最近この実車を見かけて『意外とカッコよかったのか!?』と考えを改めました。でも3代目のプラモデルキットは存在しないので、別のものから改造して作ることにしました。

ベースにしたのはフジミの『トヨタ SAI』です。キャビンの形状が似ているんじゃないかと思い付いて「なんだかイケそうな気がする〜」と、勢いで製作を始めました。だけど、取り掛かり始めてから、変更する箇所が多すぎて「やめときゃよかった」と何度も後悔しました。

実際、元キットのパーツをそのまま使えたのは前後シートとワイパーくらいだったかもしれません。

ボディはシアノンや光硬化パテを盛って削って形状出し。ホイールは3Dプリントの出力品です。前後ランプはエポキシパテとプラパイプの組み合わせ。そのカバーは塩ビ板をバキュームフォームで絞ったものです。

ボディカラーはMr.カラースーパーメタリックの「スーパーゴールド」に「スーパーファインシルバー」を加えたもので、実車の「シリカブレス<#EY0>」をイメージしました。

失敗とか納得いかないところが多い仕上がりですが、そこから得るものはたくさんあったので、今後に生かしていければいいなと思っています。